『Amazon Q CLI でゲームを作ろう』に参加してみた

目次
はじめに
こんにちは、CloudBuildersのsugawaraです。
今回はAWSが行っている『Amazon Q CLI でゲームを作ろう Tシャツキャンペーン』に参加してみたのでそれを記事にしてみました。参加するだけでTシャツがもらえて、毎月のブログのネタにもなるので一石二鳥!
キャンペーン詳細は下記のリンクをご参照ください。
また、弊社の他のメンバーも参加しているので、ぜひこちらも見てみてください!
完成品
今回はうちの子どもが楽しめるようなスロットマシーンを作成してみました。スタートボタンを押すと、絵柄が回転し、数秒すると順番に止まります。絵柄がすべて揃っていると、CONGRATULATIONSと表示されて当たりの演出になっています。
コード一式は下記にあります。
環境
- AWS Builders ID(個人アカウント)
- Amazon Q 1.7.2
- Python 3.12.3
- pygame 2.6.1
どうやらAmazon Qは1.10から画像読み込みに対応していたみたいですが、それを知らず、アップデートせずに進めていました。本物のスロットマシーンの画像を読み込ませていたら、もっとリアルなものになっていたかも?
振り返り
今回、初めてpygameを使ってゲームを作成しました。といっても、コードを書いたのはAmazon Qですが。
最初に与えたプロンプトは下記です。
pygameを利用して簡単なスロットゲームを作成したいです。ゲームをプレイするのは6歳の子どもです。
スロットの揃える絵柄はかわいい動物にし、真ん中の列で3つの絵がそろったら当たりの演出をしてください。
まずはプロトタイプを作成してください。
シンプルなゲームなので特に要件定義などは与えず、こういう感じがいいという要求をその都度与えていきました。例えば、登場させたい動物を指定したり、挙動や見た目を本物のスロットマシーンに多少寄せてみたり。
スロットマシーンの基本機能自体については、最初から特に問題なく動作していました。ただし、プロンプトにある「絵柄はかわいい動物」というものがAmazon Qには難しかったようです。フリー素材のサイトを指定して、その中からひよこの画像をとってくるように指示しても、正しくダウンロードされず、人間や機械などさまざまなものを代わりにダウンロードしてきました。(4-5回試したが、結局ひよこは断念)
pygameのインストールなど初期設定含めて1時間もかからず完成しました。シンプルなゲームではありますが、Amazon Qのような生成AIを利用すると一瞬でコードが作成され、すぐに試すことができます。子ども用にちょっとしたゲームを作成するも面白いなと思いました。
また、生成AIを使えばエンジニアでなくともゲームなどの作成が可能です。生成AIは、アイディアがあるけど技術的な知識がないから作れないという壁を壊すことができます。今後は非エンジニアでも自分で何かを作って利用するようになっていくのかもしれないと感じました。
おわりに
今回はAmazon Qを使ってゲームを作成してみました。生成AIを活用すると、シンプルなゲームなら一瞬で作れてしまいます。興味があれば、pygameでゲームを作ってみてください!