Amazon Q CLIを使ってゲームを作ってみた

目次
こんにちは、
クラウドビルダーズのFukudaです。
今回は、Amazon Q CLIを使ってアニメ「カイジ」に出てくる「Eカード」を再現したゲームを作成してみたので、それをブログにしました。
はじめに
今回ゲームを作ろうと思った経緯なのですが、実は今AWSの「Amazon Q CLI でゲームを構築して T シャツを獲得しましょう」というキャンペーンをやっていたので、
今までゲーム制作というものを一切したことがなかったのですが、せっかくのいい機会だと思いTシャツ欲しさに挑戦をしてみました。
制作したゲームの概要
今回作ったのは、アニメ「カイジ」に登場する【Eカード】をイメージして、プレイヤー(奴隷) vs CPU(皇帝)による心理戦のゲームです。
プレイヤーとCPUの1対1の対戦で、それぞれ5枚ずつカードを持ちます。
プレイヤー(あなた)は「奴隷カード」1枚と「市民カード」4枚を持ち、CPU(相手)は「王様カード」1枚と「市民カード」4枚を持つというもので、毎ターン互いに1枚ずつカードを伏せて出し合い、以下のルールで勝敗を判定します。
プレイヤー | CPU | 勝者 |
---|---|---|
市民 | 市民 | 引き分け |
奴隷 | 市民 | CPU(市民)の勝ち |
市民 | 王様 | CPU(王様)の勝ち |
奴隷 | 王様 | プレイヤー(奴隷)の勝ち |
圧倒的にプレイヤーが不利ですが、そこは「カイジ」の原作に基づき、そのままルールを適用しました。
使用した技術
・Amazon Q CLI
・Python 3.11
・PyGame 2.6.1
開発プロセス
要件定義
Amzon Q CLIで、まず大まかに「こんなゲームを作りたい」というアイデアを出して、実際にコードを作成してもらいます。その後はひたすら、テストを繰り返し、「もっとこういう仕様にしたい」「ここは修正したい」などと指示をすることでコードを修正してもらいました。
※制作が初めてだったこともあり、夢中で肝心のスクリーンショットを取り忘れてしまいました・・・。
試行錯誤の上で最終的に完成した要件定義書が下記になります。
※ちなみに、恥ずかしながらGitHubを使用したのも今回が初めてでしたので、ファイルを格納するのも色々と苦労しました・・・
PyGameで実装
Amazon Q CLIと会話をしながら修正を繰り返し、最終的に下記のpyファイルを作成しました。
こちらが今回作成したゲームのコードになります。
完成したゲーム
実際に完成したゲームは下記になります。
最初の画面
自分(プレイヤー)の手元と、相手(CPU)の手元に5枚ずつカードがある

カードを選択後
「カイジ」の原作をもとに、「ざわ・・・ざわ・・・」と表示されるように再現

CPUはこのカードを選んだと表示

対戦結果
引き分けだった場合(市民対市民)
– ゲーム継続(Rキーで再戦できる(お互い使用したカードは消えて選択できない状態に))

勝ちだった場合(王様対奴隷)
– ゲーム終了(Rキーで最初からまたプレイできる)

負けだった場合(王様対市民、市民対奴隷)
– ゲーム終了(Rキーでまた最初からプレイできる)

まとめ
今回初めてAmazon Q CLIやPyGameなどを使用してみましたが、
Amazon Q CLIがあまりにも優秀すぎて、非常に簡易的なものではありますが超初心者の自分でもそれっぽいものは作成することができました。
今後の課題は色々ありますが、まず作成することができたことや、Amazon Q CLIなどを使うという経験ができて本当に良かったなと思います。
今回はAWSのキャンペーンがあったから挑戦してみましたが、ゲーム制作の楽しさを知ることができたのでまた少し難易度も上げて挑戦してみたいと思います。
最後に
今回はAmaozn Q CLIを使ってゲームを作成してみたという内容についてブログにしました。
このAWSのキャンペーンは6/20までやっているそうなので、良かったらぜひチャレンジしてみてください。
この記事を読んでくださった皆様の少しでも参考になれば嬉しく思います。
ありがとうございました。