AWS認定試験をオンラインで20回合格したのでスムーズに受けるコツを伝授します

AWS認定試験をオンラインで20回合格したのでスムーズに受けるコツを伝授します
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わたくしごとですが、この前のMLAの受験で、AWS認定のオンライン試験を通算20回受けたことになります。そこで、この記事では、私が個人的に思う「オンライン受験をスムーズに進めるためのポイントやトラブル対処法」を共有したいと思います。

オンライン受験とは?

AWS認定試験は、会場での受験だけでなく、自宅などの好きな場所でオンライン受験が可能です。オンライン受験では、試験監督(プロクター)がリモートで監視しながら試験を進めます。以下のような準備と注意が必要です。

  • 静かで整理された受験環境
  • ウェブカメラ付きPCと安定したインターネット接続
  • 試験専用のソフトウェア「OnVUE」のインストール

AWS認定試験のオンライン受験と会場受験の違いについて知りたい方はこちらの記事を参照いただくと良いと思います。

私のオンライン受験風景と注意点

1. 不要な物を置かない

不正を疑われないようにするために、試験中にカメラに映る範囲には必要最低限の物だけを置いています。

私のAWS認定のオンライン受験風景。必要なもの(PC、テーブル、座布団)だけを置いています。ディスプレイなどが見えていると、監督官に不正を疑われるので、テレビを布で隠しています。

過去には以下のような注意を受けました

  • 「壁に掛かっている物を別室に移動してください」(ティッシュケースが原因でした)
  • 「床にある白い物は何ですか?」(延長コードでした)

もちろん、注意されたとしても、その場で片付けたり、置いてあって問題ない物だと説明したりすれば良いのですが、私の場合は、「今日は何か注意されないかな?」と気にするのも嫌なので、上の写真のように徹底するようになりました。

2. 試験前にトイレを済ませる

一番大事です!

センター受験と違って、オンライン試験中にトイレには行けません。私は一度、腹痛に耐えながら受験した苦い経験があります。試験前には必ずトイレを済ませましょう!

試験日の変更は24時間前までしかできませんので、前日にお腹が痛くなるようなものを食べないというのも大事かもしれません。

3. WiFi接続を利用するが、有線も準備

試験開始前に部屋の周囲をカメラで映すよう指示されるため、PCを動かしやすいWiFi接続を私は使っています。ただし、より信頼性の高い有線接続もできるように、LANケーブルを裏で準備しています。

4. 非常回線を用意

自宅のネット回線が切れた場合に備えて、スマホのテザリングなど非常回線も準備しています。

実際に、過去に受験中にインターネットが繋がらなくなった時があり、その時はテザリングで受験しました。

実際にあったトラブルと対処法

1. 接続が切れても大丈夫!(保証はしません)

過去に試験中、ネット接続が切れたことが2回ありましたが、どちらも再開できました。以下の手順で対応しました。

  1. 接続が切れると、プロクターから電話がかかってくるので出る。
  2. OnVUEの試験ソフトを再起動。(一部のチェックはスキップされる)
  3. 映像や音声が確認できたら試験再開。

冷静に対処すれば5分のタイムロスで済みます。

2. 片付けは可能な範囲でOK

これはトラブルというわけではありませんが、完全に片付いていない部屋でも、大丈夫です。

もし、部屋を完全には片付けられないという方は、次の点だけは守って受験されることをお勧めします。

  • ディスプレイ類は見えないように布で隠す
  • 手の届く範囲だけは何も置かないことを徹底する
  • 常時映しているカメラに、何か動くものが映り込まないようにする

3. 15分まで遅刻可能

試験は開始時刻から15分以内であれば遅刻が許されます。もちろん時間に余裕を持つべきですが、どうしてもギリギリになってしまった場合には、ちゃんとトイレに行ってから、焦らずにチェックインすることをお勧めします。

さいごに

弊社の約3分の2の社員がAWS認定の全冠取得者(2024年時点)です。全冠取得者が「AWS認定を取るために大事なこと」として口々に上げるのが、「まず試験を予約すること」です!

オンライン試験を活用すれば、受験がより気軽になりますから、皆さんの全冠への道がより近くなるのではないでしょうか。

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著者:酒井亮太郎
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